千葉市文化振興財団主催「中学・高校生のための舞台スタッフ体験講座」レポート

株式会社オサレカンパニー(所在地:東京都千代田区、代表者 内村和樹)は、7月8日(土)~8月6日(日)までの間の7日間、公益財団法人 千葉市文化振興財団(所在地:千葉県千葉市、代表者 宇留間正)主催の「中学・高校生のための舞台スタッフ体験講座」にて、衣装・ヘアメイクに関する講義を行いました。

 

 

■エンタメの裏側を支えるお仕事をワークショップで体験
千葉市文化振興財団主催の「中学・高校生のための舞台スタッフ体験講座」にて、オサレカンパニーはコンサートに関わる「衣装」「メイク」「ヘアー」それぞれ3コースのカリキュラム監修と講義を行いました。
計32名の受講生が全6回のワークショップを通してそれぞれ衣装やメイク、ヘアーについて学び、その成果として8月6日(日)に千葉市文化センターで開催された「みんなでツクル・アイドルライブ」にて実際にスタッフ体験をいたしました。

 

■各コース講義の様子(1回目~6回目)
「衣装」コース
 
「衣装」コースは、シンプルな無地の白Tシャツをベースに、各自オリジナルTシャツのデザイン考案→リメイク作業→全身スタイリング→ポートフォリオ撮影を行いました。
講師陣よりアドバイスを受けながら、それぞれ装飾やアレンジを施し、世界に一つだけのオリジナルTシャツを完成させました。
Tシャツに合う全身のコーディネートを考えたら、今度はプロのモデルさんとカメラマンの方にも協力いただき、ポートフォリオの撮影を行いました。
経験豊富なスタイリスト講師に教わりながら、撮影現場でのお仕事もしっかり体験しました。

「メイク」コース
 
「メイク」コースは、ペアを組んで相モデルをしながらの実践形式で、メイクの基礎から丁寧に学びました。
メイク落としから化粧水・乳液などによる保湿、メイク下地やファンデーションの塗り方、コンシーラーでのカバーやハイライトの入れ方などを学んだのち、眉や目元のメイク、チークの入れ方、リップメイクなども重点的に学びました。
初めはメイク経験がほとんどないと話していた受講生も、全講義が終わる頃には「友達にもやってあげたい」と話すほど上達していました。

「ヘアー」コース
 
メイクコース同様に2人1組でペアを組み、相互に練習相手となって様々な技術やアレンジなどを学んだ「ヘアー」コース。
講師によるお手本を見ながら、コテやアイロンの使い方、編み込みの仕方などを教わり、ストレートヘアや巻き髪、アレンジスタイルなどに挑戦しました。
日頃様々な歌番組やコンサートなどの現場で活躍している講師陣から直接学んだ体験を通して、将来ヘアメイクの道に進むことを決めたという受講生も居ました。

 

■ライブ本番当日。お昼は芸能人御用達のロケ弁も体験!
8月6日「みんなでツクル・アイドルライブ」当日は、全員がお揃いのスタッフTシャツを着用し、各コースに分かれてそれぞれ舞台裏のスタッフ体験をしました。


「ヘアー」コースでは、当日出演するアーティストに講師がヘアセットを施す様子を見学したのち、アーティスト側のご厚意により実際にアレンジのお手伝いもさせてもらいました。
講義で習った前髪セットや編み込みの成果をしっかりと披露。


合間のお昼休憩では、業界にもファンの多いお弁当屋さんのロケ弁当が登場!
ロケ弁ランキングが組まれると必ず上位に入るお店の味を体験しました。


本番のライブ見学を終え、最後は3コース合同で全体の振り返りが行われました。

参加した受講生からは、
「普段は接する機会のないプロの方々から直接学べたのが良かった」
「自分の作った作品が、プロのモデルさんとカメラマンさんによって形になったのが嬉しかった」
「舞台裏での気遣いや挨拶の大切さを学んだ」
「洋服が更に好きになった。是非2回目もやってほしい」
などの感想が述べられました。
講師陣も、受講生たちの熱心な姿勢から逆に学ぶ事も多く、とても良い経験になったと振り返っていました。

 

■初めての作品撮り!「衣装」コース受講生のポートフォリオをご紹介
無地の白Tシャツをリメイクし、コーディネートを組んで作品撮りをするという課題に取り組んだ「衣装」コースの受講生。
その作品の一部を紹介いたします。

他にも、個性豊かな作品が多く生み出されました。
ここから未来のデザイナーやスタイリスト、ヘアメイクが誕生する日も近いかもしれません。